日記 2025/1/10

昨日早く寝たおかげで六時半に起きても異常にすっきりした気分だったので、数か月ぶりに朝風呂に入った。いつもはただ黒いだけの風呂の窓が濃い青から水色に変化していくのを見ていると30分ほど時間が経っていたのに気づき、支度をして朝ごはんのドーナツを食べてから学校へ向かった。

 

駅から学校に向かう道の途中で出会った友達に漱石の『こころ』を読んでくる課題をやったかどうか訊いたところやっておらず、教室についた後も数人に同様の質問をしたが一人を除いて誰もあらすじ以外を読んでいなかった。自分のような仲間がいる事に安心したので朝読書の時間は現代思想入門を読んだ。

 

幸いなことに現代文の授業で書くように言われていた感想はたった一行ほどでよいと言われ、授業の大部分は後々行われる予定の発表の班分けに使われた。

 

思ったよりも早くすべての授業は終わり、昨日の日記に登場した性欲ベース男の兼部先の部活に所属していて彼の情報をリークしあう関係の友人HとHと同じ部活にいる他クラスの友人Fと3人で遠回りしながら駅まで一緒に向かった。話題は基本的に性欲ベース男の愚痴と淫夢で、性欲ベース男と過去に同じクラスだったHとFから過去の強烈なエピソードを教えられてゲラゲラ笑いあっている時間は本当に楽しかった。

 

駅でFと別れ、自分の最寄りの一つ前の駅でHと別れた後は急に寂しくなったが、イヤホンをつけてデカい音で音楽を流してかき消した。

 

家に着くころには完全に音楽を聴くモードになっており、ちょうどTLが再結成の話題で盛り上がっていたThe Cabsの見たことがあるジャケットのEPを聴いた。ボーカルには少しクセがあったが、マスロックなのにシャウトがあったり川谷絵音関連プロジェクトに通づるところのある点が多分に含まれている曲があったりして面白かった。調べてみると川谷はCabsのファンらしく、全てに納得がいった。

 

まだ音楽が聴きたい気分は止まらず、The Bercedes Mentzの二つのアルバムを新しい順に聴いた。最初に聴いた2ndはすごくしっかりした内容であると感じはしたが、あまり自分の好きなタイプのノイズロックでは無かった。TLで流れてきたこのアルバムの賞賛意見には凄く革新的なJ-pop!と書かれていたため、自分の中のノイズロック観が形成されている前にこの作品を聴いていたのならば大好きになっていたのかな、と思った。

 

本来は2ndだけを聴いてゲームをするつもりでいたのだが、アルバム終了後に自動再生で流れてきた1stの曲が好みだったので1stをそのまま聴くことにした。1stのサウンドはかなり自分好みで、最初の2曲でかなり心をつかまれてしまった。

 

その後はYoutubeを見、飯を食い、日記を書きながらYoutubeを見て過ごした。